小児歯科

Pediatric dentistry

PEDIATRIC DENTISTRY小児歯科

乳歯の重要性

小児歯科

乳歯は丈夫な永久歯が生えるための準備の役割や、永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。その他にも、顎の骨の成長や知能の発達、正常な噛み合わせにも影響を与えます。

お子様のお口や身体の健康のために

しっかり噛んで食事をしましょう

  • 唾液の量が増えお口の中を酸性から中性に変え、溶けた歯を戻す環境を作ります。
  • よく噛むと脳や顎に刺激が加わり成長します。
  • 顎が成長することで歯の並ぶスペースができ歯並びに影響します。
  • 噛む回数を増やすことで満腹中枢に刺激が伝わり食べ過ぎを防ぎます。

お母様へ

噛むことでこんなに良いことが沢山あります

お子様の好きなお食事の中に歯ごたえの良いものを入れてあげましょう。噛むときには姿勢よく、足をきちんとつけましょう。(足がブラブラでは実はきちんと噛めていません。)

悪習慣を治しましょう!

  • 指しゃぶり、おしゃぶりは乳歯がはえそろったら少しずつやめていきましょう。前歯が噛み合わないになってしまいます。
  • 口呼吸は口の中が乾燥し虫歯になりやすくなります。原因は扁桃腺が大きい、鼻が詰まりやすい、うつ伏せになるなどがあります。
  • 舌を前に出して飲み込む癖は前歯の歯並びに影響します。
  • 決まった側での頬杖やテレビを見ながらの食事は歯並びに影響する場合があります。

習慣を改善しましょう!

  • 軟らかいものから噛み応えのあるものへ。
  • おやつは甘いお菓子から甘くないものやキシリトールのものに変える工夫を。
  • 甘い飲み物はさけて、飲んでしまったら口をすすぎましょう。
  • すぐに飲み込ませずによく噛んで食べさせる。
  • 食べ終わった後はすぐに歯磨きをする。
  • 歯を磨けない場合には口ゆすぎをする。

虫歯の予防

虫歯で乳歯をなくしてしまうと隣の歯が倒れてきて永久歯の生えるスペースがなくなってしまいます。虫歯予防がとても大切です。

歯磨き指導
1.歯磨き指導

お子様が歯磨きを好きになるように丁寧に指導いたします。
歯磨き、ブラッシング指導では、虫歯を防ぐために効果的なブラッシング法を楽しみながら、歯科衛生士が丁寧に指導していきます。

フッ素塗布
2.フッ素塗布

虫歯を予防するために、フッ素を歯の表面に塗布し浸透させます。
フッ素の効果は、お子様のお口の中の状態によってさまざまです。フッ素の塗布は歯の生える本数を基準に3ヵ月毎、年に4回を目安とし、医院でのケアを受けることをお勧めします。またご家庭でのフッ素洗口剤やフッ素入り歯磨き粉を、医院でのケアと並行されるとより効果的です。

シーラント
3.シーラント

お子様の歯、特に奥歯の溝は複雑な形をしているので、なかなか歯ブラシの毛先が入りません。そのため汚れが溜りやすく虫歯が発生することもあります。細かい溝を歯科用の薄いプラスチックでふさいで虫歯を予防するのがシーラントです。

お子様のお口の中や歯に異常を感じたら、お早めにご相談ください。